大挑戦者祭2006
R25の裏表紙に宣伝が載り、場所も東京ドームと近いので、土曜日に行ってみた。
http://www.dreamgate.gr.jp/
経済産業省が後援し、運営は外郭団体の財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(http://www.vec.or.jp/)が担当している。まさに広告会社の企画そのものの大宣伝やイベントで、ソフィア田坂さん、木村剛さん、サッカー川淵さん、グッドウィル折口さん、サイバーエージェント藤田さん、GMO熊谷さんなど錚々たるメンバーのセミナーが開催された。
ウェザーニュース石橋さん、ワークス牧野さん、クララオンライン家本さんの「ITベンチャー成功の秘訣」パネル・ディスカッションを聴いたが、落語同様、その方の人となりが判って有意義であった。特に石橋さんは迫力充分。
ベンチャーエンタープライズセンターは昨年度9億8千万円の事業を行っており、DreamGateのホームページの通り、リッチである。
Web2.0的サービス
http://d.hatena.ne.jp/eijyo/20060303の平野さんの資料に、Web2.0的なサービスがたくさん紹介されていたので、URLや解説サイトを込みで、ご紹介する。
http://blogs.itmedia.co.jp/pina/2006/03/web_20web_20_5b8f.html
・Webワープロ http://www.writely.com/
http://www.ariel-networks.com/blogs/tokuriki/2006/01/writely.html
・Web表計算 http://www.numsum.com/
Webスケジュール管理 http://spongecell.com/
・Webマイページ http://www.pageflakes.com/
・RSSタグポータル http://edgeio.com/
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/28/11047.html
・インスタントメッセージ統合環境 http://www8.meebo.com/
http://kwmr.typepad.com/kanji/2006/02/immeebo.html
・スカイプとGoogleMapsの融合 http://skmap.gatagata.jp/
・ブックマーク共有 http://del.icio.us/
http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20051212104.html
このようなサイトを眺めていると、30年前のDOSの最初の頃と同じように、小さなベンチャー企業でも「やりたい放題」チャレンジできる環境が出来つつある。
NetSuite日本上陸
3月8日、米国のSaaS型(http://d.hatena.ne.jp/eijyo/20050808)ソリューション提供企業 NetSuiteが日本に上陸した。
http://www.netsuite.jp/
オンライン・ショップなどのイー・コマースを中心として、http://www.netsuite.jp/products/main.htmの絵の通り、CRMやERPまでを視野に入れたサービスが提供される。
このようなASP、サブスクライブ型のソフトウェア利用形態は、Web 2.0的でもあり、今後、様々なサービスが登場すると思われる。
SaaS型では、CRMのセールス・フォース(http://www.salesforce.com/jp/)が有名で、日本でも成功しているが、NetSuiteも是非、成功してもらいたい。
愛と勇気のスクープ週刊誌
新聞広告で、週刊現代の面白いキャッチコピーを見つけた。「週刊現代」のタイトルにかぶせて「愛と勇気のスクープ週刊誌」とある【写真】。「愛」も「勇気」も死語だと思うが、ひょっとしたら「スクープ」も死語かも・・・
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/wgendai/scoopengine/
高校時代、少年マガジンの「愛と誠」というマンガに衝撃を受けたが、同じ講談社。会社自体のキャッチコピーも『「おもしろくて、ためになる」出版を』と、週刊現代同様、シンプルでストレートで、どこか懐かしい。
この週刊誌、ネット上で記事単位に購入できる。何と42円。
http://www.ebookjapan.jp/shop/index_gendai.asp
現代は昨年12月からだが、週刊ポストは2004年の4月からのバックナンバーの主な記事をすぐに読むことができる。
圧巻は、以下の「現代」の表紙一覧ページ。モデルさんの名前も是非、入れて欲しい。
http://www.ebookjapan.jp/shop/backnumber_gendai.asp
500円玉を握りしめて、幾代餅
上野鈴本、早朝寄席は三遊亭金兵衛「千早振る」、林家ぼたん「近日息子」、三遊亭天どん「花見小僧」、金原亭馬治「幾代餅」。
女性落語家のぼたんが、500円玉のおつりが不足して、ご迷惑をおかけしました。定連さんは「500円玉を握りしめて来てくださる」と言っていたが、まさに、500円玉を握って受付の天どんさんに渡した。二ツ目が自主運営しているので、受付も出演する落語家である。
先週は、万札しかなかったので、鈴本の3軒先のコンビニで「おーぃお茶」を買い、500円玉をしっかり、あし歌さん渡した。子供のころ、10円玉を握りしめて、紙芝居を観に行ったのと同じ感覚である。
鈴本の席には、小さなテーブルが付いており、それを使って、隣の人は朝から、さきイカをつまみにコップ酒を飲んでいる。落語ブームは続いており、先週は134名とのこと。今日も100名は越えていた。
「千早振る」も「幾代餅」も好きな根多で、特に「幾代餅」は気に入っている。「ローマの休日」ではないが、位の高い花魁(おいらん)「幾代太夫」に、町人が恋をして、見事に射止め、その上、夫婦で始めた餅屋が繁盛するという、春らしい、さわやかな噺である。外に出たら、上野広小路を春一番が吹き抜けていた。
ライオンと魔女と衣裳箪笥
一昨年12月、ナルニア国物語の15ヶ月前の前売り券をご紹介した。
http://d.hatena.ne.jp/eijyo/20041219
この机上カレンダーは会社に置き、今年3月まで入っているので、今でも使っている。
朝から有楽町のマリオン、ピカデリー1に観にいった。朝の回はすべて自由席だと思っていたら、指定券が必要で、しかも9:30の開始ギリギリだったので端の席となった。
http://www.disney.co.jp/movies/narnia/
戦闘シーンなど迫力充分で、白い虎、犀、白熊、チータ、縞馬などの動物のCG(たぶん)も見事。C.S.ルイスは宗教学者としても有名なので、白い女王とアスランの交渉やアスランの復活など、観念的な部分もある。
金曜日、神保町の岩波書店さんで打ち合わせの際、この映画と書籍の豪華なパンフレットをもらった。
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/narnia/
全7作で、2作目の撮影に入ったとの事。仲間のトールキンが書いた「指輪物語」と「スターウォーズ」が完結し、映画「ハリーポッター」も残りの3作なので、ファンタジー好きは「ナルニア」に集中することになる。となれば7作まで続くであろう。
PS 原題は「The Lion, the Witch and the Wardrobe」なので、正しくは「ライオンと魔女と衣裳箪笥」である。
黒檀のキー、象嵌の真珠貝キートップ
昨日に続き、キーボードの話である。10年ほど前、雑誌のコラムで「黒檀のキーボード」について書いたことがある。
ディスプレイは工業製品なので、技術の進歩と高機能、高性能のものが安価で手に入るようになる。しかし、キーボードとマウスは「手触り」や「使い心地」が重要なので、高級品、嗜好品が登場する余地がある。
木の手触りは誰にも心地よいので、以下のようなキーボードを考えた。
ボディーは、木材に漆仕上げ(使い込むと良い色が出てくる)
キーは、黒檀【写真】か紫檀
キートップは、真珠貝の象嵌(細かな細工は難しいので、アルファベットのみ)
100万円くらいになりそうだが、誰か作って欲しい。IT長者はこれからも増産されるので、結構な市場があると思う。