有斐閣のVpass

eijyo2004-11-30

 昨日、「特許・商標のThomson」、「学術論文のElsevier」、「法令・判例のLexis Nexis」と書いたが、日本ではどうなっているのだろう?
 特許・商標検索サービスは独立行政法人工業所有権情報・研修館」が無料の検索サービスを提供している。このほか、多くの民間業者が特許検索や検索代行サービスを有料で行っている。
http://www.ipdl.ncipi.go.jp/Tokujitu/tokujitu.htm
 学術論文については、独立行政法人科学技術振興機構」(JST)や独立行政法人国立情報学研究所」(NII)が検索システムや制作支援システムを提供している。
http://www.jst.go.jp/
http://www.nii.ac.jp/index-j.html
 法令・判例については、民間の学術出版社、有斐閣のVpass(ブイパス)が成功を収めている。Vpassは法令データベースに、法律ジャーナル「ジュリスト」の解説DBを加え、更にTKC社の判例DBを統合した法律ポータル・サービスで、今年1月の販売開始以来、法科大学院を中心に大きく販売を伸ばしている。
 Vpassを紹介したWebサイトがTKC社のプレスリリースしかなくて困っていた。
http://www.tkc.co.jp/news/nr20030120_2.html
 最近、以下の利用者からの報告を見つけた。このあたりもblogの賜物である。
http://ane5ane3.txt-nifty.com/zare/2004/06/vpass.html